和琴半島

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概要

火山活動で誕生した屈斜路湖の南岸にある半島

「和琴半島」は弟子屈町(てしかがちょう)の屈斜路湖 南岸にある半島。屈斜路湖は、活発な火山活動によってできたカルデラで、先端部は今でも火山活動を続けています。湖に突き出た形の和琴半島には、1時間ほどで一周できる自然探勝路があり、北海道ならではの景勝、動植物、噴気が立ちのぼる火山活動の様子を眺めることができます。

針葉樹のエゾマツやトドマツのほか、広葉樹のカツラなどが生育。3月下旬から4月上旬にかけては、和琴半島の頂上付近でフクジュソウが咲き、春のさわやかな風に吹かれながら、フラワートレッキングが楽しめます。冬には湖岸に白鳥が訪れ、夏にはミンミンゼミが鳴き始めます。東部にある和琴半島は地熱温度が高い場所なので、現在まで生き残ったと言われています。和琴半島のミンミンゼミは、国の天然記念物に指定されています。

半島の付け根には24時間入浴可能な無料の混浴露天風呂があります。キャンプ場が近くにあり、観光客に人気。和琴温泉の泉質は単純泉。神経痛などに効くとされています。

キャンプ場は、2014年にリニューアルしたばかりの「和琴キャンプ場」と湖畔のすぐ近くにある「和琴湖畔キャンプ場」の2ヶ所。屈斜路湖の様々な表情を楽しみながら遊ぶことができます。名物「いも団子」が売っているお土産屋さんもあります。

開設期間外 TEL:015-483-2567 (自然公園財団 川湯支部)
     
     015-484-2835 (和琴フィールドハウス 4月~10月)

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
釧路から車で約1時間30分
中標津空港から車で約1時間10分
女満別空港から車で約55分(美幌バイパス利用)
【公共交通機関で行く場合】
摩周駅からバスで和琴半島まで約35分


駐車場:あり(無料 共同駐車場(和琴温泉) 120台)

(無料 普通車20台(和琴キャンプ場 固定サイト宿泊に限り)・バイク30台)

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