愛冠岬

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概要

厚岸湾が一望できる愛とロマンの岬

厚岸(あっけし)の代表的な名所である「愛冠(あいかっぷ)岬」は、愛とロマンの岬、愛が結ばれる岬などロマンティックな名前で人気の岬です。原名はアイヌ語でアイ・カップ(矢の上のもの)の意で「できない、届かない」という意味も持っていますが、『困難を乗り越え愛の栄光を得る』との思いで名付けられました。

釧路町尻羽岬と相対して厚岸湾に突き出ているこの岬は約80mの断崖上にあります。眼前にはエトピリカやコシジロウミツバメなど海鳥の繁殖地として有名な大黒島・小島を、眼下には筑紫恋海岸を望み、勇壮な景色を見ることができます。愛冠岬の先端には、「愛の鐘ベルアーチ」があり、想いを叶える鐘として人気を博しています。

岬周辺には、高山植物のエゾマツやダケカンバなどの樹林が海岸に自生しており森林浴には最適。 高さ約28.5mの樹海観察塔や遊歩道も設けられています。

付近には博物館、道立少年自然の家などの施設があり、ゆっくり散策することができます。「愛冠自然史博物館」は北海道大学北方生物圏フィールド科学センターが運営する博物館です。館内には無脊椎動物や脊椎動物、化石、鉱物、菌類など、約2000点の標本を展示。その他にも、1000点あまりの未整理標本も収蔵しています。道東に生息する希少動物の標本などが見どころ。

愛冠岬入口の駐車場には、観光案内を行っている「愛冠観光サービスセンター」もあります。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
厚岸駅から車で約15分
道東道白糠ICから車で約1時間50分
【公共交通機関で行く場合】
JR厚岸駅よりバス13分「国泰寺」下車、徒歩約15分

駐車場:あり(無料 乗用車30台 大型バス2台

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