野付半島

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概要

日本最大の砂の半島

野付半島は、全長26km、日本最大の砂嘴(さし)です(砂が堆積し海上に長く突き出た半島)。2004年に野付湾と打瀬舟(うたせぶね)が北海道遺産に選定され、2005年11月にラムサール条約に登録。春夏秋冬、様々な表情を見せる野付半島では、季節に応じた見どころがたくさんあります。


花畑と海を一度に堪能できる野付半島。半島全域が、原生花園になっています。5月~10月にかけ、クロユリ、エゾカンゾウ、ハマナスなど、色とりどりの花々が島の随所で美しく咲き乱れています。

人気の花名所は、「野付半島ネイチャーセンター」から「トドワラ」へと続く遊歩道。「トドワラ」は地盤沈下と海水に浸食された森が立ち枯れ、トドマツが白く風化した姿のこと。現在も侵食が進んでいるため、いずれこの光景も見られなくなってしまうかも…。荒涼とした独特の景観が「この世の果て」とも呼ばれています。トドワラの付近には、ミズナラが同じように枯れ木になっている「ナラワラ」も存在します。

野付半島の魅力は夏だけでなく、冬も楽しめます。厳冬期に見られる珍しい光景として有名なのが、「四角い太陽(朝日)」。光の屈折により、太陽が四角く見える現象です。四角のほか、ワイングラス型、つぼ型、だるま型などになることも。まれに見られる不思議な光景で、人気観察スポットになっています。また「野付半島ネイチャーセンター」では、目的や所要時間に応じて、野付半島の感動スポットを案内してくれます。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
釧路市から車で約140分
中標津空港から車で約50分
別海から車で約60分
尾岱沼から車で約30分
【公共交通機関で行く場合】
釧路駅から阿寒バスで標津バスターミナルまで約2時間30分、
標津バスターミナルから阿寒バスで 尾岱沼まで約20分、
(尾岱沼まで所要時間約3時間 ※乗り継ぎ待ち時間含まず)
尾岱沼から別海町観光船(0153-86-2533)に乗って野付半島トドワラへ(運航期間4月~10月)

※野付半島は公共交通機関の利用が不便なところになります。
車以外でお越しの方はタクシーをご利用いただくか、観光船で往復されることをおすすめします。

駐車場:あり(無料 野付半島ネイチャーセンター 乗用車50台 バス10台)

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