納沙布岬

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概要

日本最東端の岬

離島を除けば日本の最東端に位置する「納沙布岬」(のさっぷみさき)。北緯43度23分07秒、東経145度49分01秒に位置し、アイヌ語の「ノッ・サム」(岬の傍ら)に由来。晴れていれば歯舞群島(はぼまいぐんとう)が望め、北方領土の近さを実感することができます。
「納沙布岬」から望む一面の海には、四季折々の表情があります。春から初冬にかけては、ミンククジラやネズミイルカなどが観察でき、夏にはラッコ、冬は流氷といった、力強く、幻想的な景観を楽しむことができます。
先端に建つ灯台は、北海道最古のもの。先端に建つ「納沙布岬灯台」は1872年(明治5年)7月に設置された北海道初の洋式灯台です。
周辺には観光施設も。四島(しま)のかけ橋が建つ「望郷の岬公園」をはじめ、「根室市北方領土資料館」や「北方館」「望郷の家」、「オーロラタワー(有料)」などがあり、どれも充実した展示内容で大人から子供まで、たっぷり楽しむことができます。
納沙布岬訪問の証として、北方館では、「北方領土視察証明書」、根室市北方領土資料館では「日本本土四極 最東端到達証明書」を交付してくれます。北方館2階の展望室には、望遠鏡が設置されていますので、貝殻島(かいがらじま)や歯舞(はぼまい)群島、国後(くなしり)島などを望むことができます(無料)
「納沙布岬」は、日本で一番早く朝日と出逢えるスポットとしても有名。毎年、元旦には日本一早い初日の出を見るために、全国から大勢の観光客が訪れています。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
根室駅から車で約25分
【公共交通機関で行く場合】
根室駅前ターミナルから納沙布岬行きバスで約45分

駐車場:あり(無料  望郷の岬公園 70台)

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