カムイワッカ湯の滝
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- 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村岩尾別 知床国立公園内
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- 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
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- 毎年6月上旬から10月下旬頃まで※期間中交通規制等有り。
概要
硫黄山の中腹から流れ落ちる温泉
カムイワッカとはアイヌ語で「神の水」の意味で、「カムイワッカ湯の滝」は知床五湖から約10kmの砂利道を走ったところにあります。知床連山のひとつ、活火山である硫黄山中腹から湧き出た温泉が川に流れ込み、川自体が温泉のようになっています。「カムイワッカ湯の滝」は最も知床らしい野趣に富む温泉。沢を登ると滝が落ち込む湯壷が姿を現します。運がよければ周辺でキタキツネやエゾシカの姿を目にすることができるかも。
現在は、上流の滝壺に落石の危険があるため、登れるのは林道から約100m上流の「一の滝」までとなっています。川の中を歩きますので、濡れてもよい服装と、かかとが固定された靴、タオルを準備しましょう。カムイワッカ湯の滝「一の滝」までは川の中をのぼって10分ほどかかります。水温は30度以下で真夏になると入浴する観光客も。水着着用で行くのがベターです。
硫黄山を源流に持つ「カムイワッカ湯の滝」の泉質は硫黄を含み、強酸性の硫酸泉。やけど、切り傷などの皮膚病によいとされています。肌の弱い方は長時間触れていると、痒みなどの症状がでる可能性がありますのでご注意を。
「カムイワッカ湯の滝」へは、6月上旬から10月下旬まで行くことができます。マイカーの立ち入りが制限される時期(8月1日~8月25日頃)があり、マイカー規制期間中のみシャトルバス(有料)が運行されます。事前にご確認ください。「カムイワッカ湯の滝」は、遊覧船上からも見ることができます。
アクセス
- 【車・レンタカーで行く場合】
- JR知床斜里駅から車で約90分
- 【公共交通機関で行く場合】
- JR知床斜里駅から斜里バス知床ウトロ温泉行きで約55分、終点下車、
斜里バス知床五湖行きに乗り換えて約10分、バス停:知床自然センター前下車、
シャトルバスに乗り換えて約50分、バス停:カムイワッカ湯の滝下車、徒歩約10分
駐車場:あり(無料 カムイワッカ湯の滝のすぐ手前に駐車場有り 約20台)