羅臼国後展望塔(望郷台)

  • 羅臼国後展望塔(望郷台)



概要

国後島の雄大な姿を一望

羅臼(らうす)市街を見下ろす海抜167メートルの高台にある展望スポット「羅臼国後展望塔」。望遠鏡が設置され、展望塔からは、2.5キロメートルほど離れた羅臼市街や羅臼岳をはじめとする知床の山々、北方領土の国後島を一望できます。特に流氷が訪れる季節になると、国後島まで歩いていけるのではないかと思えるような、幻想的な光景が見られます。(冬期はバスでの運行不可)

「羅臼国後展望塔」は、返還運動により、一日も早い北方領土の返還を目指すために開設された施設です。 展望塔の1階「展示室」では、北方領土に関する資料やビザなし交流で撮影された北方領土の写真などが展示。「映像室」では、北方領土問題の歴史的経緯、北方四島の相互交流の様子などをまとめた17分程度の映像上映が行われ、無料で利用可能です。

望郷台(羅臼国後展望塔)は日の出の名所としても有名。展望塔から眺める日の出のシーンは、感動的。徐々に登ってくる太陽からオレンジ色の光が広がり、空を染めて行く様子を眺めることができます。年末年始は施設の一部は閉館していますが、屋上展望ルーフは開放されていますので、初日の出が望めます。季節によっては流氷やクジラなども観ることができる絶好のスポットです。近隣には、道の駅「知床・らうす」があります。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
中標津空港から車で約1時間10分(国道335号経由)
釧路外環状道釧路東ICから国道272・335号経由153km 2時間30分
【公共交通機関で行く場合】
JR釧路駅から阿寒バス羅臼バスターミナル行きで約3時間35分、終点下車、徒歩約30分

駐車場:あり(無料  普通車17台/バス 2台)

近隣の観光スポット