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幸福駅

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概要

幸福という名の駅舎跡

「幸福駅」は旧国鉄広尾線に1956年(昭和31年)に開設し、1987年(昭和62年)に広尾線廃線とともに廃止となった駅。国鉄民営化直前の1987年までは、帯広駅(帯広市)と広尾駅(広尾郡広尾町)を結ぶ路線総延長84kmの国鉄広尾線がありました。全17駅の広尾線にあったのが「愛国駅」と「幸福駅」です。

1987年に駅舎も廃駅される予定でしたが、駅名の縁起の良さ、観光客が訪れていることから、廃線後も観光地として存続。1973年(昭和48年)3月、NHKのテレビ番組『新日本紀行』で『幸福への旅~帯広~』が放映されたのをきっかけに、愛国駅から幸福駅行きの切符が「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに一躍有名に。「愛国駅」発「幸福駅」行き、「幸福駅」発「愛国駅」行きの切符を購入すると愛と幸せがやってくると全国的なブームになりました。

2008年には「愛国駅」とともに「幸福駅」は「恋人の聖地」として認定。2013年11月には耐震補強のため、「古くて新しい」をコンセプトに駅舎を改築。周辺にはシンボルツリー「幸福の木」や小さな噴水「恋人の泉」を新設するなど、より魅力あふれるスポットに。板張りのプラットホーム、ディーゼルカー2両は当時のまま保存。昔も今も駅舎の中や壁には、来場者の願いなどを書き込んだ切符やメッセージが一面に貼られています。

幸福駅では、訪れた日付入りの切符が購入可能。駅舎からプラットホームに抜ける途中には、「幸福の鐘」も設置されています。現在、愛国駅は「交通記念館」に、幸福駅は「鉄道公園」として整備され、地元の人や観光客に親しまれています。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
帯広JCTから車で約40分31Km幸福IC下車。
帯広駅から車で約30分22Km帯広川西IC~幸福IC利用。
【公共交通機関で行く場合】
帯広駅からバスで約50分
十勝バス「広尾線」:『幸福』下車。 幸福から徒歩で約5分


駐車場:あり(無料 36台 大型バス5台)

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