高原温泉
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- 北海道上川郡上川町層雲峡高原温泉 (大雪高原山荘)
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- (01658)5- 3818 (6/10~10/10まで 大雪高原山荘)
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- 豪雪地帯のため、例年6月上旬から10月上旬の4カ月間のみ営業
概要
美しい紅葉が見られる大雪山の温泉
「高原温泉」は、「大雪高原温泉」と言われ、上川町の南部にある層雲峡に湧く温泉地。 泉質は硫黄泉(酸性硫化水素泉)。大雪山から湧き出した白濁の温泉です。効能は、リウマチ性疾患、慢性皮膚病、動脈硬化症、糖尿病など。紅葉が見られる高原沼めぐりや大雪山登山基地の起点となっています。「高原温泉」は冬期間、深い雪に覆われ、閉鎖されてしまうため、期間限定で利用が可能です。
高原温泉周辺はハイマツや高山植物が豊富。原生林や30以上点在する大小の沼の風景が楽しめます。沼の水面に映る紅葉が素晴らしい景勝地として知られ、毎年多くの観光客が訪れています。例年9月初旬からイタヤ、カツラ、カバノキ、シナノキ、ナナカマド、モミジ、ヤナギなど多くの木々が色付き始め、見頃は、9月中旬から下旬頃。
「高原温泉沼めぐり登山コース」では、雄大な白雲岳や忠別岳が望めます。登山靴や長靴での散策がおすすめです。大小の沼をまわって一周する約7kmの遊歩道が整備され、ゆっくり歩くペースでおよそ3時間から4時間ほどで一周できます。
最初の見どころは、「緑の沼」。到着するまでに1時間ほどかかりますが、眼前に広がる紅葉の色彩と沼が楽しめます。他にも水芭蕉が咲く「バショウ沼」、温泉が沸く「湯ノ沼」など個性的な美しい沼を眺めることができます。この一帯は、熊の出没地でもありますので、入山前には、「ヒグマ情報センター」で入林届を記入し、係員のレクチャーを受けることが必須になっています。
【日帰り入浴】10時30分~17時、大人700円、子供350円
アクセス
- 【車・レンタカーで行く場合】
- 札幌中心部から約3時間10分(道央自動車道 比布JCT利用)
※ 9月中旬からマイカー規制、大雪レイクサイド臨時駐車場からシャトルバス運行。
- 【公共交通機関で行く場合】
- 秘境のため、層雲峡温泉から高原温泉まで公共の交通機関がありません。
層雲峡からはシャトルバスかタクシー、自家用車(約40〜50分)をご利用ください。(宿泊者限定で送迎サービスあり。詳細はお問い合わせください。)
駐車場:あり(無料 300台)
※9月中旬頃 マイカー規制時のみ有料(駐車協力金1回200円)