知床峠

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概要

世界自然遺産に登録された知床・最果ての峠

「知床峠(しれとことうげ)」は、斜里町と羅臼(らうす)町を結ぶ知床横断道路の最高地点にある標高738mの峠です。満点の星空や国後島から昇る朝日を望むことができます。アイヌ語の「地の果て」を意味する「シリ・エトク」が知床になったと言われています。知床は、日本の最東北端に位置します(北方領土を除く)。

知床横断道路は、日本で一番開通期間が短い国道。気候の変化が著しく、崖崩れや雪崩など道路管理に厳しい条件となっているため、11月初旬~4月下旬は、降雪により北海道内の国道で唯一通行止めになります。 知床峠の除雪作業、4月末頃の開通のニュースは、北海道の春の風物詩に。 開通直前に開催される、人の背丈を超える雪壁の中を歩く「知床雪壁ウォーク」も人気。

知床半島のウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路は、全長27kmの曲がりくねった峠道。峠からの眺めは知床八景の1つに選ばれています。天気が良ければ、真正面に羅臼岳(らうすだけ)、眼下に深緑のハイマツの大樹海、根室海峡と、そこに浮かぶ北方領土 国後島を望む大パノラマが楽しめます。「知床峠」から見るハウチワカエデ、ナナカマドなどの羅臼岳(らうすだけ)の紅葉は名所になっています。

頂上には知床峠駐車場と展望台があり、ビューポイントになっています。シーズン中はツーリングバイクや観光バスなどが停まり、賑わいを見せています。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
 知床斜里駅から車で約80分 
 中標津空港から車で約2時間
 女満別空港から車で約2時間30分
 釧路空港から車で約4時間
【公共交通機関で行く場合】
JR釧路本線知床斜里駅から羅臼行きバス約1時間20分 知床峠下車徒歩すぐ

駐車場:あり(無料 乗用車66台 バス12台)

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