然別湖

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概要

北海道で一番高い場所にある自然湖

然別湖(しかりべつこ)は、大雪山国立公園唯一の自然湖。標高810mと道内では最も高い場所にあり、最深部は約100m。 湖の周囲はトドマツ、エゾマツ、ダケカンバなどの原生林が取り囲んでいます。

この湖は約3万年前の噴火で川がせき止められて出来た「堰止湖(せきとめこ)」で、周囲は約13km。 湖岸線に9つの湾を形成し、湖北に鳥居がある小さな島、弁天島を浮かべています。 湖の東にある「天望山」(てんぼうざん)は、その姿と湖面に映る影との形が唇のように見えることから、唇山(くちびるやま)と呼ばれ、然別湖のシンボルになっています。

周囲には、250万年前の氷河期から生息していると言われる生きた化石「ナキウサギ」や、オジロワシ、アオサギ、ミサゴ、クマゲラなどの貴重な野生動物が生息。

1年に春と秋の約50日のみ釣りが解禁される「グレートフィッシング然別湖」では
遊漁を楽しむことができます(有料)。カヌーや手漕ぎボート、遊覧船など「然別湖」を堪能できる自然体験も豊富。アクティビティーの後は、湖畔に湧く温泉「然別湖畔温泉」も楽しめます。

夏にはアイヌの伝説から生まれた「白蛇姫まつり」、凍結する冬には「しかりべつ湖コタン」が開催。1月下旬から3月末までのわずか60日間にだけ現れる「氷でできた幻の村」では、普段味わうことのできない氷の世界を体感することができます。アイスカフェ&アイスバー、アイスホール(コンサートホール)、氷上露天風呂に宿泊可能な氷のホテルなど。アイスチャペルも造られ、毎年実際に結婚式も行われています。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
札幌市街地から)
道東自動車道を利用し「十勝清水」ICで下車。国道274号線を経由し、
約210キロ、約3時間。

帯広空港から)帯広・広尾自動車道(無料区間)を利用し「芽室IC」で下車。
道道54号・133号・国道274号線を経由し約80キロ、約1時間30分。

旭川市街地から)国道452号・38号線を経由し、約155キロ、約3時間。
【公共交通機関で行く場合】
JR帯広駅から北海道拓殖バスで「然別湖畔温泉」下車、約100分

駐車場:あり(無料 80台)

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