糠平湖

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概要

大雪山国立公園内にある人造湖

糠平湖(ぬかびらこ)は、1955年(昭和30年)に作られた人造湖。「ぬかびら」はアイヌ語で「人の形をした岩」という意味です。大雪山国立公園内にある8.2平方kmの湖で(周囲34km、深さ70m、標高520m)糠平ダム建設に伴って形成されました。道内のダム湖では、有数の規模を誇ります。

「糠平湖」にはブラウントラウトやニジマス、ヤマメなど様々な魚が生息しており夏はフライフィッシングやルアーフィッシングができます。秋は、紅葉した木々が湖面に映え、秋から初冬にかけてはサクラマス、冬は氷上でワカサギ釣りが楽しめます。切り株の上にできるキノコのような形の氷も見どころのひとつ。季節ごとの自然観察なども楽しめるほか、湖畔には温泉街もあります。

「ぬかびら温泉郷」は森に囲まれた小さな温泉街。源泉かけ流しの温泉が自慢の自然と共存する癒しの温泉地です。特色ある宿泊施設のほか、資料館やキャンプ場、スキー場などが集中し、歩いて回ることができます。

糠平湖に隣接している「ぬかびら源泉郷スキー場」は、大雪山国立公園に属するゲレンデで、国内最上質のパウダースノーと評価の高い雪質で人気を集めています。

また「糠平湖」は、幻の橋を見ることができる湖として有名。季節によって水位が大きく変化し、北部に架かる「タウシュベツ川橋梁」は、夏場の水位が高い時には湖底に沈んでしまうことから、別名「幻の橋」と言われています。逆に、冬場は水位が下がり、雪原の上にそびえ立つ姿が見られます。季節によって変わるその光景をひと目見ようと、タウシュベツ川橋梁の見学ツアーが組まれるほど人気が高い観光スポットになっています。

アクセス

【車・レンタカーで行く場合】
帯広駅から車で約77分
【公共交通機関で行く場合】
JR帯広駅から十勝バスぬかびら源泉郷行きで約1時間40分、終点下車、徒歩5分(冬期のワカサギ釣りのスポットは終点下車、車15分)

駐車場:あり(無料 タウシュベツ川橋梁 10台)
      (無料 ひがし大雪自然館 30台)
(無料 ぬかびら源泉郷スキー場 800台)

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